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2010年10月13日

2010.10.3 プログラムマネジメント研修会報告

こんにちは。いわいです。

10/3にプログラムマネジメント研修会を開催しました。
この日は、なんと受講者1名。
しかし、その分、ひとつひとつ丁寧にレクチャー&演習を行うことができました。

終了時間も予定より早く終わったので、
その後は、受講者が知りたいことを聞き、
評価、質的分析などの話もじっくりすることができました。

人数が多い方が演習などがやりやすくて良い部分もありますが、
少人数だと少人数なりに、
内容が伝わりやすかったり、
受講者の要望にあわせてプログラムを変更したり、
融通が利くので良いところもあります。

最近は、少人数の研修になることが多いので、
ぜひこの機会にじっくりゆっくり学んでみませんか?
皆様のご参加お待ちしています。

2010年9月 7日

2010.9.4健康教育プログラム作り実践コース報告

こんにちは。いわいです。

9/4に 健康教育プログラム作り実践コースを開催しました。

受講者は、看護大学教官1名、歯科医師2名で、
少人数で和気藹々とした研修会となりました。

午後からの健康教室のプログラム作りの演習では、
テーマが、 高齢者の低栄養改善が選ばれ、
受講者、講師共に知恵をあわせながら、
高齢者の方が自分の食生活について振り返り、
改善の方法を見つけることができるようなプログラムを考えていきました。

みんなで知恵をあわせると、
いろいろなアイデアがどんどん出てきて、
楽しい演習となりました。

以下、 受講者の感想です。

・講義もとてもわかりやすく、教育といった面だけではなく日常生活の多様な面で役立ちそうだった。(歯科医師、男性)

・演習を通じて他の参加者のさまざまな意見が聞けてとても参考になった。健康教育の奥深さ、おもしろさを感じることができました。(歯科医師、男性)

・これまでの知識が再確認でき、効果的に使う方法がわかった。他職種とグループワークすることで、同職種にはない視点が学べた。(保健師、女性)

2010年5月17日

2010.5.16 評価実践セミナー(鹿児島出張)

5月16日にかごしまの口腔保健協会で、
評価実践セミナーを行いました。

各グループには、鹿児島県で取り組んでいる地域ぐるみの歯科保健事業の担当者が入っていたため、実際に現在取り組んでいる事業に対するアイデアや評価の方法が出され、今後事業を進めて行く上でのヒントがたくさん見つけられたようです。

(岩井)

2010年2月 1日

2010.1.30-31 住民会議の上手な進め方研修会報告

こんにちは。いわいです。
1/30-31に住民会議の上手な進め方−ファシリテーターの役割と能力−の研修会を実施したので、報告します。

受講者は、歯科医院のスタッフ3名です。
また、1日目は、歯学部の学生さん2名、医学部で国際協力に関心をもっている学生さん1名、2日目は歯学部の学生さん1名が参加してくれました。
(グループワークの演習の時に人数が多い方がファシリテーターの練習になるので、お手伝い&勉強というかたちで参加してもらいました)

1日目は、住民参加、ヘルスプロモーションについてお話しした後は、演習を行い、皆さんにファシリテーターを担当してもらいました。
2日目も引き続き、多くの演習を通してファシリテーターを皆さんに体験してもらいました。
演習が終わるたびに、フィードバックの時間を取り、
各自のファシリテーターの仕方についてみんなにチェックをしてもらっています。
ファシリテーターを担当した方は、
テストの結果を待つ学生のようにドキドキしている姿が印象的でした。

1日目は、終了後居酒屋で懇親会、
2日目はお昼にみんなで稚加栄のランチに出かけ、
研修以外の場でもいろいろな話ができて私もしっかり楽しませてもらいました。

以下、受講者の感想です。

<受講者の感想>

・正直ファシリテーター?という感じで来たのですが、
 ミーティングにものすごく使える内容でした。
 (熊本県:歯科医院コンシェルジュ:女性)

・演習が終わった後の評価してもらうのがドキドキしてよかったです。
 (熊本県:歯科医院コンシェルジュ:女性)

・違った環境、職種の人と話ができてよかったです。
 (福岡県:歯学部学生:男性)

・話し合う時に楽しかった。
 (福岡県:医学部学生:女性)

・ブレーンストーミングが楽しく、活用していこうと思いました。
 (福岡県:歯学部学生:男性)


<演習の様子>

最後のプレゼンの演習のときの様子です。
皆さん、真剣に資料を作成していました。

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2010.1.16 健康教育プログラムづくりコース報告

1月16日に「健康教育プログラムづくりコース」を開催しました。

今回は、歯科医師、児童養護施設に勤務する臨床心理士、スクールカウンセラー、行政保健師、看護学部教官など様々な職種の方にご参加いただきました。

後半のプログラムづくりの演習では、出産前の夫婦を対象とした子育て支援プログラムをみんなで知恵を出し合い考えていきました。

終了後は懇親会も行い、新しい交流の輪が広がった研修会となりました。


●演習の様子

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●完成したプログラム

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2009年6月22日

6/13-14に住民の意見を引き出し読み取る研修会を実施しました。

こんにちは。いわいです。
6/13-14に「住民の意見を引き出し読み取る研修会」を実施しましたので、その報告をいたします。

 今回の参加者は、学生2名、歯科医師3名でした。参加者の中には、「大学院での研究をまとめるのにフォーカス・グループ・インタビューをすぐに使う予定」、「歯科保健の指定校になった高校で生徒の意見をフォーカス・グループ・インタビューで聞きたい」などすぐにフォーカス・グループ・インタビューを使う予定の方もいたため、いつも以上に演習に真剣に取り組む受講者が多かったような気がします。

 演習で企画書を作成し、模擬インタビューをしたテーマも、テーマも成人の歯科に対する意識、高校生の口腔に関する意識、成人の健康づくりの実態と継続のコツ、歯科イベントでのフッ素洗口体験を導入することへの意見、メールソフトを使用した感想とニーズなど多岐にわたるテーマだったため、いろいろな視点でフォーカス・グループ・インタビューについて考えることができました。

以下、参加者の感想です。

<感想>

・様々な演習が、みな方法は簡潔なのに学びが深く、楽しかったです。いろいろな性別年代職種の方と一緒に研修することで視野が広がった気がします。(千葉県:保健師)

・いろいろと参考になるコメントをもらえた。実際にかかわっているプロジェクトの進行に今日学んだことを使っていきたい(兵庫県:歯科医師)

・一番知りたいことがよくわかりました。大変ためになりました。(東京都:学生)

・司会者の体験はやっておいて良かった。いろいろな場面で使えそうな手法だと思う(北海道:歯科医師)

・ウェルビーイングの研修会に参加すると、色んな職種の人が参加していて、とっても刺激になります。(兵庫県:歯科医師)

2009年5月25日

研修報告:健康教育プログラム作りコース

こんにちは。いわいです。
5/17に健康教育プログラム作りコースを開催しました。参加者3名とちょっと寂しかったのですが、メタボリックシンドローム対策のステキなプログラムが完成しました。


<参加者の感想>

・いろいろな理論やツールを教えていただいて、今後の仕事に役立ちそうです(福岡県:保健師)

・講義と演習をすることで、学びが深まります。普段の業務で充分に話し合ってないまま事業しているので、日常業務に少しでもこの考え方をとり入れたいと思いました(熊本県:保健師)

・ツールを早速使ってみようと思う。

研修報告:プログラム・マネジメント研修会〜OPPAモデルの活用〜

こんにちは。いわいです。
5/16にプログラム・マネジメント研修会〜OPPAモデルの活用〜を実施しました。
参加者4名で和やかな雰囲気で終了しました。

<参加者の感想>
・一度、自分の街で実践すると、研修内容がより理解できるのだろう。内容がボリュームあるものだったので復習が必要である(福岡県:保健師)
・何のために事業をしているのか、目的を見失いがちになるので確認が必要だと思いました(熊本県:保健師)
・理論的には少しわかった気になったが、行動を起こせるか、不安である(鹿児島県:歯科医師)
・架空のOPPAモデルの演習だったが、参考になることが多かった(鹿児島県:歯科衛生士)

2009年5月13日

研修報告:ファシリテーター養成講座〜会議の上手な進め方〜

こんにちは。いわいです。
下記の日程で、ファシリテーターに必要な技術を体験しながら学べる「ファシリテーター養成講座〜会議の上手な進め方〜」を実施しました。
日程:4月18日(土)13:00-18:00、4月19日(日)9:00-16:00

今回は、大阪と鹿児島から歯科医師3名、歯科衛生士1名にご参加いただきました。
和やかな雰囲気で、グループワークや会議の進め方について、演習を通して、みんなで学んでいきました。1日目の終了後に、懇親会を開催しましたが、少人数ながら大変盛り上がり、楽しい会となりました。


↓ プレゼンテーション(演習)の様子

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【参加者の感想】

・自分の所属する会でも使ってみたいです(兵庫県:歯科医師)
・もりだくさんの内容で充実。実践に生かせそう(兵庫県:歯科医師)
・実習はすごく緊張しながらでしたが、いい経験でした。私の一番の目的である「ファシリテーター」の役割は理解できました(鹿児島県:歯科衛生士)
・頭ではわかっていても実際にうまくできるか不安である(鹿児島県:歯科医師)

2009年3月12日

研修報告〜住民の意見を引き出し読み取る研修会〜

こんにちは。いわいです。
研修会の報告です。
フォーカス・グループ・インタビューの研修会を2/28と3/7-8に開催しました。

 各自が自分でやってみたいテーマで企画を立て、フォーカス・グループ・インタビューの司会者の体験をしていただいています。実際にやってみると、聞きたいはずの話だったのに聞くことがなくなって時間が余ってしまったり、いろいろな発見があるようです。インタビュー終了後は、参加者みんなで司会者の良かった点・改善点を話し合うことでさらに学びを深めてもらっています。

 最近は、参加者が少ないため、そのぶん、個別の相談や疑問に答えることができたり、参加者みんなで知恵を出し合えるというメリットがあります。主催者としては多くの方に参加していただきたいのですが、参加者の満足度の高さは人数に反比例するというのが最近の実感です。

2/28 住民の意見を引き出す研修会 参加者3名

<参加者の感想>
・フォーカス・グループ・インタビューをすることは難しいことが分かった。場数が必要だと思った(愛媛県・歯科医師)
・演習は嫌だけど、トレーニングの場がもっと必要だと思った。これまでいかに自己流でやっていたか思いしった(福岡県・保健師)
・演習がすごく役だった。演習の後の意見交換の方がフォーカス・グループ・インタビュー法になっていた・・・。(長崎県・食品衛生監視員)


3/7-8 住民の意見を引き出し読み取る研修会 参加者4名

<参加者の感想>

・色々な職種の人とお話ができて楽しかった。若い人達にたくさん受けてほしいと思いました(神奈川県・歯科医師)

・例題が示してありわかりやすかったです。少人数なのでわからない点を尋ねやすい(岐阜県・歯科医師)

・フォーカス・グループ・インタビューの実施の方法が理解でき、自分の目標は達成できた。参加者の方とも一緒に悩んだり、考えたので良かった(東京都・助産師)

・実際に演習をやりながらなので、イメージしやすくわかりやすかった。フォーカス・グループ・インタビューをどう活かすか、自分の仕事のイメージしながらだったので、楽しかった(神奈川県・保健師)


次回は、6月13-14日に福岡で「住民の意見を引き出し読み取る研修会〜フォーカス・グループ・インタビューの企画・実施・分析」を福岡で実施予定です。

2008年12月 1日

11/30 事業を見直し整理するプログラム・マネジメント研修会

こんにちは。いわいです。
10/4に“事業を見直し整理するプログラム・マネジメント研修会〜OPPAモデルの活用”を開催しました。
参加者は2名と非常に少なかったため、実際に自分が所属している会や職場での「うまくいかない原因はなにか?」「課題を解決のために何が必要か?」ということも考えながら研修を進めていきました。これまでNPO法人ウェルビーイングでは、地域、歯科医院、歯科医師会など様々な場面で活用してきたため、いろいろな視点で課題を一緒に考えることができました。

<参加者の感想>
・これから自分の関わっている事業に照らし合わせて、色々な問題点を探し出してみたいです(兵庫県、歯科医師:男性)
・自分の参加しているグループ(歯科医師会、勉強会など)で課題が出たときに応用していきたい(兵庫県、歯科医師:女性)

2008年11月12日

11/9 健康教育プログラム作り研修会報告

こんにちは。いわいです。
今日は健康教育プログラム作り研修会を実施しました。
今回は、雑誌の編集者の方1名と保健師さん1名の参加でした.

午前中に、健康教育で使える理論やツールの講義&ミニ演習を実施しました。
午後からは、実際に理論やツールをどのようにプログラムに活かしていくのかを考えてもらいました。今回は、話し合いの結果、20代後半から30代で運動不足を自覚している女性を対象の健康教室を考えていくことになりました。講師,参加者ともにまさにその世代で,自分たちが受けたい教室を考えていくことになりました.

演習では、まずは、教室の目的と、各回(3回コースの教室の毎回の狙い)を考えていきました。
その中で,「いつもパンツを履いているけど,冬場ブーツの時期だけでなくいつでもスカートがはけるようになろう」の受講生にアピールしたら?など当事者ならではのアイデアがでました.

その後プログラムづくりでは基本的なの流れ、内容、理論やツールの4種類のカードを使いながら考えていきました.

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基本的な流れに沿って、無事時間内で,自分たちが受けたくなるような素敵なプログラムができあがりました。

2008年10月 7日

10/4 住民の意見を読みとる研修会の報告

こんにちは。いわいです。
10/4に“住民の意見を読みとる〜フォーカス・グループ・インタビューの分析〜研修会”を開催しました。
今回の受講者は、先週の住民の意見を引き出す研修会から引き続いての参加の広島県の保健師さん2名、岡山県の教員の先生1名、佐世保市の食品衛生監視員さん1名、計4名です。

フォーカス・グループ・インタビューの概要を説明後、実際のインタビューの記録を見ながら、分析を体験しながら学んでいただきました。
特に皆さんが悩まれていたのが、得られた情報を構造化する部分です。今回は、MIDORIモデルを分析フレームとして用いたのですが、意見の解釈の仕方によって分類の仕方が変わってくるため、悩まれていたようです。
質的なデータは「必ずこれ!」という答えがない分、おもしろくもあり、難しくあることを実感されていました。

↓ 作業の様子

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↓ 模造紙:分類した結果

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<参加者の感想>

・フォーカス・グループ・インタビューの進め方について全く知らなかったのでおおよそ理解できた(長崎県、食品衛生監視員)
・他の方の意見を聞き、こういう見方があるのかと感じた(他の視点からの意見が聞けて勉強になった)(岡山県、教員)
・演習がとても楽しかった。自分の理解できていないところがわかって良かった(広島県、保健師)
・コーディングで文章を考えるのが楽しかった(広島県、保健師)

2008年9月28日

9/28 健康教育プログラム作り研修会

こんにちは。いわいです。
今日は健康教育プログラム作り研修会を実施しました。
今回は、管理栄養士さん4名の参加でした。

午前中に、健康教育で使える理論やツールの講義&ミニ演習を実施しました。
午後からは、実際に理論やツールをどのようにプログラムに活かしていくのかを考えてもらいました。今回は、話し合いの結果、30代・40代を対象としたメタボリックシンドロームの予防教室を考えていくことになりました。

演習では、まずは、教室の目的と、各回(3回コースの教室の毎回の狙い)を考えていきました。

全体の狙いとしては、
・自分の体、食事に興味・関心をもち、食を選ぶときの参考にできる。
・運動(身体活動)について興味(知識)を持ち、実行できるようになろう!

と目的が決まりました。

↓ まとまった目的です。

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そして、いよいよプログラムづくりです。

↓ プログラムづくりは、基本的なの流れ、内容、理論やツールの4種類のカードを使いながら考えていきます。

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基本的な流れに沿って、無事時間内で素敵なプログラムができあがりました。

<参加者の感想>
・分かりやすく内容が理解できた。準備がきちんとしてあり、研修金額に見合うと思った(福岡県:教員)
・本を読むだけでは言葉が生きてこないところ実際に質問されて考えることで理解できた(福岡県:管理栄養士)
・学んだことを仕事に役立てられると思った(福岡県:教員・管理栄養士)
・ポストイットを使用するため思いを伝えやすい(佐賀県:管理栄養士)

2008年9月27日

9/27 住民の意見を引き出す〜フォーカス・グループ・インタビューの企画・実施〜研修会を開催しました。

こんにちは。いわいです。
今日は、住民の意見を引き出す〜フォーカス・グループ・インタビューの企画・実施〜研修会を実施しました。
参加者は、広島県の保健師さん2名、岐阜・福岡の歯学部の大学教員2名です。

 まず、最初にフォーカス・グループ・インタビューの概要についてレクチャーを行った後、実際にフォーカス・グループ・インタビューの企画を考えてもらいました。
 そして、午後からは作成した司会者の手引きを元に、フォーカス・グループ・インタビューを実施していきました。実際にインタビューをしてみると、みなさん「難しい」という感想が多く出ました。しかし、みんなで、話を聞く順番、参加者からの質問への対応方法、展開方法の良いところ、改善した方がよいところをみんなでディスカッションしながら進めていくことで、「次はここを気をつけてよう」とか「こんな流れで進めるといいかも」など多くのヒントが見つけることができました。

来週の土曜日はフォーカス・グループ・インタビューの分析方法の研修会です。

<参加者の感想>
・内容がわかりやすかった(福岡県:歯科医師)
・実際に企画書を作成し、インタビューをしてみて実感がわいて良かった。インタビューする人、される人になってみて、聞き方などのイメージがわいた。(広島県:保健師)
・演習で色々な人になりきり、話し合うのがおもしろかったです。(岐阜県:歯科医師)
・司会をした後、第3者からの評価が入ったのは良かった(広島県:保健師)

2008年9月13日

健康教育プログラム作り研修会 出張:三重県

こんにちは。いわいです。
9月7日にTWC(東海ウェルビーイングクラブ)の主催で、健康教育プログラム作り研修会を三重県津市で行いましたので、その報告です。

当日は、歯科衛生士、歯科医師、保健師など29名の参加者がありました。
午前中に、健康教育を行う際に知っておいた方が良い理論や技法、使えるツールの紹介などを演習を交えて行いました。
そして、午後からは、演習では4つのグループに分かれ、午前中に学習した理論やツールを集団の健康教育の場面でどのように活用できるかを考えるために、2時間×2コマの集団を対象とした健康教育プログラムの作成を行いました。プログラムを考える際には、カードやワークシートを使ってみんなで話し合いを行います。今回、具体的に各グループで上がってきたテーマとしては、特定保健指導、介護者の口腔ケア、歯周病予防、歯科からの食育の4つのテーマです。各グループ参加者全員で知恵を出し合い、日頃取り組んでいる事業に関わる楽しく効果のでそうなプログラムを完成させることができました。
最後には、健康教育プログラムの評価を行い、無事研修は終了しました。

2008年3月11日

3/8住民の意見を引き出す研修会

こんにちは。いわいです。
3/8に「住民の意見を引き出す〜フォーカス・グループ・インタビューの企画と実施〜」を実施しました。

参加者は、3名と少なかったのですが、すでにフォーカス・グループ・インタビューの対象者に依頼済みで日程が決まっている方、フォーカス・グループ・インタビューの対象者のみはすでに決まっている方など、インタビュー実施直前の方2名もいらっしゃいました。そのため、研修の中では質問がたくさん出され、活発な議論が行われました。

また、参加者の関心のあるテーマが介護専門職の介護の捉え方、臨床心理家のメンタルヘルス、高齢者を対象としたボランティアなど幅が広く、お互いの研究や調査についてインタビューを通して新たな視点を見つけることができていたようです。

満足度の平均は96%と受講者の方には満足していただける研修の内容になっていたようで、ほっとしています。

<参加者の感想>
・実際に自分がしようとしている部分だったので興味がわいた(福岡県、大学教員)
・自身の研究の再考箇所が明確になり、よかった(岡山県、大学教員)
・自分の研究したい事に関して多くの時間を割いてもらえ、丁寧なフィードバックを得ることができた(徳島県、大学院生)

2008年1月28日

健康教育プログラムづくり研修会〜和歌山出張〜

こんにちは。いわいです。
1/24に健康教育プログラムづくりの研修会を和歌山で行ってきました。
会場は、和歌山市のウェルネス小畑歯科医院です。
3月に、地元の銀行で歯周病予防の教室を実施する予定なので、今回はそのために必要な行動科学の理論について学び、プログラムの作成することが目標でした。

研修は午後1時半からスタートしましたが、歯周病予防教室の実施をしている銀行の支店長さんも参加してくださっていたため、NPO法人ウェルビーイングで取り組んだ歯周病予防教室の概要とその効果についてお話しさせていただきました。普段あまり意識することのない歯やお口の健康教室の内容や意義について熱心に耳を傾けてくださいました。

そして、支店長さんがお帰りになったあとは、いよいよ本題の行動科学の理論のレクチャーやプログラムづくりです。今回は、歯科医師、歯科衛生士、歯科医院の受付、保健師、事務職など職種が様々でしたが、皆さん熱心にお話を聞いてくださり、プログラムづくりでもそれぞれの立場から楽しいアイデアを出してくれ、7時近くになってようやくプログラムの完成です!
完成したプログラムは歯科医院の控え室の壁に貼られたので、これからプログラムの実施の日までに、みんなでディスカッションしながら育っていくのかな?ととても楽しみな思いで、診療室を後にしました。

翌日は朝時間があったので、お堀の周りでは、中学生が元気に朝練で走っているのを見ながら和歌山城を散策しました。趣のある素敵なお城でした。

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各研修会の出張研修会は随時受付中です。小さな規模の勉強会でも出張可能なのでご相談下さい。お問い合わせは、 npo.wellbeing@gmail.com(いわい)までお願いします。