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2007年3月29日

3月も終わります

3月の終わります。福岡は桜の開花宣言のあと、順調に桜の花が咲き始めました。今週末はもうお花見が十分にできそうです。今日のゼミには花を添えてくれるような、にこにこ小児歯科の院長先生とスタッフの衛生士さんがきてくれました。ゼミでは、ホームレスの歯科検診の実施を受けて、記録してもらったアンケートと検診結果の入力をどうするか話し合いをしました。また来年度から幼稚園・保育園のサポートシステムが大きく変更します。そのための話し合いの結果が報告されました。年度がかわって3つの高校の検診のためにドクターの募集もしました。ホームレス支援のように全員でひとつの目的に集中して実施することもありますが、担当している仕事を淡々とこなしていくことも多く、ウェルビーイングの業務も多岐にわたり幅が広くなってきたことを実感しています。
来週は、ホームレスのアンケートの入力、高齢者アンケートの結果のまとめのためにゼミの時間をつかいます。どうぞ時間が有る方はゼミをのぞきにきてくてください。
(松岡)

2007年3月26日

春の陽気

こんにちは。いわいです。
事務所では、事務局の方は、年度末に入り商品の駆け込み注文が増え、商品の発送に追われているようです。地域保健の方は、2月から3月上旬は、計画書の作成支援に追われていましたが、ようやく印刷に入りちょっと一息つき、来年度の仕事の向けての準備を始めようとしているところです。

福岡は、ここ数日 暖かい日が続いています。
↓畑の チューリップを花をつけ、すっかり春気分です。

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2007年3月24日

3/21にホームレス者の歯科検診を実施しました。

こんにちは。いわいです。
3/21(祝)に博多区の美野島司牧センターで、 ホームレス者の歯科検診・相談・歯磨き指導を行いました。この日は、晴天に恵まれ暖かな春の日差しの中、開催することができました。

・炊き出し来場者:126人
・歯科検診受診者:95人
・受診率:約75%

ホームレスの方に受診してもらうために、理事の先生方がおみやげ用のバナナとゆで卵を用意してくださいました。検診前にボランティアのスタッフと一緒に、バナナ、ゆで卵 全国の会員の先生から送られてきた歯ブラシと一緒に袋に詰めておみやげセットを用意しました。
袋詰め.JPG

検診は、11時からスタートしました。
最初は外で問診票を記入してもらい、室内で検診を受けてもらい、歯磨き指導が必要な方に関しては歯科衛生士が外で指導を行うというかたちで進めました。

kenshi naka.JPG

しかし、炊き出しが始まるとなかなか奥の部屋まで来て頂くのは難しくなったため、入り口付近で来た方にどんどん声をかけて、その場で問診票の記入や検診を受けてもらうかたちに変更しました。椅子、机、検診器具などを外に持ち出して、青空の下の検診です。

soto.JPG

検診を受けてほしいとお願いすると「歯はもうないけんいい」ときっぱり断れる方もいましたが、多くの方が受診してくださいました。受付票を書いてもらっていると、ぐらぐらする歯をさわりながら見せてくださる方や、病気はないと元気におっしゃる方、病気や障害をもっているため働く意欲がわかないとおっしゃる方などいろいろな方がいらっしゃいました。

今後は、この検診の結果をどのように生かしていくかが課題です。
また進展があったらご報告します。

最後になりましたが、 歯ブラシの提供してくださった皆様、ボランティアとして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

2007年3月16日

3/15 ゼミ報告

今日の木ゼミブログは、事務の村田さんです。

今日の木ゼミは、報告・確認をさらっと流し、筒井昭仁先生(福岡歯科大学口腔保健
学講座)の「筒井の統計学!」講座がありました。

評価の種類は、2つ!
「質的な評価」と「量的な評価」ということで、木曜ゼミでは「量的な評価」にスポットを当てて、お話がありました。

統計なんて全然興味ないー&面白くないーと思う筆者(事務のおばさん)の頭に、さりげなく留まった項目があります。

■ まず、その1! 「絶対」
科学者の宿命:「『絶対』という言葉を使えない。確率でしかものが言えない。」
「絶対ありえん!」、「絶対おかしい、そう思わん?」が口癖のあの方、この方・・・
思わず顔が浮かんできました。そうそう、みなさん科学者ではなく、歯医者&歯医者。

■ その2! 「尺度の種類」
測定の尺度には、つぎの種類があって、1)と2)は、比較が可能で差を確認することができる。
 1)比 尺 度 - 距離尺度の性質をもち、絶対ゼロ点をもっている
          例)身長・体重
 2)間隔尺度・距離尺度・単位尺度
        - 数値間の間隔が等しい。ゼロ点はどこにとてもよい。
          例)温度(摂氏・華氏)   
 3)順序尺度 - 特性に順序を与えたもの。四則演算はできない。
          中央値や最頻度、度数計算
          例)大・中・小、優・良・可
 4)名義尺度 - 区別するための符号
          数的な関係(大きい小さいなど)は存在しない。
          例)背番号、男・女

最近、大学病院の口腔外科で、上顎右に埋没していた永久歯を取っていただきました。
開けてみると、「骨に癒着していた!」しっつこくしがみついていたようで、先生をかなり手こずらせてしまいました。歯の方もウン十年住み慣れた場所から離れがたかったのでしょう。
ところで、抜歯後、大いに悩んだことは意外でした。ハレではなく(痛みは全くありません!)、喪失感でした。真っ二つに割られた歯を見て「前歯が1本足りなくて笑われた小学校の頃、中学高校大学の楽しかった頃、いろいろと大変だったあの時この時、この歯は私と一緒に時を過ごしてくれたのねー」思い返せば、いとおしさも沸き上がってきます。この喪失感や心の痛みを測れる尺度っていうのは、あるものでしょうかー。

■ その3!「帰無仮説、対応ありの t検定、ANOVA分散分析-多重比較、回帰分析、重回帰分析、ノンパラメトリック、因子分析」、ほかいろいろ・・・

筒井先生の話が進むにつれて、周囲は「うん、うん」うなずく一方、おばちゃんの脳みそは次第に「まったり&どよーん」としてきます。でも、頭のなかにCPIの三文字はピシャッと入ってきました。今ある歯を大切にしなさい、という啓示でしょうか。8020---1本抜いてしまったのでハンディをいただいて、おばちゃんは「8019でいってみよう!」、木ゼミが終わるときに思ったのでした。

※「8020」の意味が分からない方は、「8020 歯」で検索してみてください。
まめ知識がふえますよ!ちなみに、「CPI」は、Community Periodontal Indexの略で、歯周疾患のスクーリニング指数のことだそうです。Consumer Price Index(消費者物価指数)とは、違うのであります。歯科業界の学びは奥深い。勉強になりました。(かなり優越感にひたる事務のおばさん・・・)

2007年3月13日

3/15は筒井先生の統計学講義です。

3/15のゼミでは、 筒井先生の統計学講義を行います。
興味のある方は、事前の連絡などは必要ありませんので、15(木)の19:30に事務所にお越し下さい。
皆様のご参加をお待ちしています。

 内容
1. なぜ「統計学」?
2. 尺度
3. 差を確認したい
4. 関係を確認したい
5. ノンパラメトリックなデータを扱う
6. その他

2007年3月 7日

屋上緑化中

こんにちは。いわいです。
現在、 3/21に美野島の司牧センターで行う、ホームレスの方の歯科検診・相談、歯磨き指導の進め方などを検討しています。先日、会場の見学にも行ってきました。意外だったのが、自転車で来られる方や、荷物をキャリーバックに入れて運んでいる方が多いことでした。実際に接してみないとわからないことがあるなと感じました。

さて、事務所の屋上では、 屋上緑化が進んでいます。
 屋上緑化とは、 「ヒートアイランド現象を抑制する為、屋上を緑化させること。樹木を植えることで、気温を下げると共に、人々の憩いの場を増やすことにもつながる」と温暖化対策にもつながる」そうです。
NPO法人ウェルビーイングの事務所の場合は、団塊の世代の譲治先生の第2の人生を送る上での生き甲斐づくりという機能ももっているようです。

昨日も、譲治先生が気温8度の寒空の下、作業に励み、畑のの面積がぐっと増えました。写真とともに、簡単な作業工程をご紹介します。

 0.取り組み前

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 1.片づけてはわく(標準語では掃く)

kataduke.JPGsaa.JPG

 2.ビニールシートを引く

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 3.ブロックを並べる

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 4.土を入れ、水やりをする

mizuyari.JPG

 5.完成!

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明日は 芝生が到着する予定です。