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3/15 ゼミ報告

今日の木ゼミブログは、事務の村田さんです。

今日の木ゼミは、報告・確認をさらっと流し、筒井昭仁先生(福岡歯科大学口腔保健
学講座)の「筒井の統計学!」講座がありました。

評価の種類は、2つ!
「質的な評価」と「量的な評価」ということで、木曜ゼミでは「量的な評価」にスポットを当てて、お話がありました。

統計なんて全然興味ないー&面白くないーと思う筆者(事務のおばさん)の頭に、さりげなく留まった項目があります。

■ まず、その1! 「絶対」
科学者の宿命:「『絶対』という言葉を使えない。確率でしかものが言えない。」
「絶対ありえん!」、「絶対おかしい、そう思わん?」が口癖のあの方、この方・・・
思わず顔が浮かんできました。そうそう、みなさん科学者ではなく、歯医者&歯医者。

■ その2! 「尺度の種類」
測定の尺度には、つぎの種類があって、1)と2)は、比較が可能で差を確認することができる。
 1)比 尺 度 - 距離尺度の性質をもち、絶対ゼロ点をもっている
          例)身長・体重
 2)間隔尺度・距離尺度・単位尺度
        - 数値間の間隔が等しい。ゼロ点はどこにとてもよい。
          例)温度(摂氏・華氏)   
 3)順序尺度 - 特性に順序を与えたもの。四則演算はできない。
          中央値や最頻度、度数計算
          例)大・中・小、優・良・可
 4)名義尺度 - 区別するための符号
          数的な関係(大きい小さいなど)は存在しない。
          例)背番号、男・女

最近、大学病院の口腔外科で、上顎右に埋没していた永久歯を取っていただきました。
開けてみると、「骨に癒着していた!」しっつこくしがみついていたようで、先生をかなり手こずらせてしまいました。歯の方もウン十年住み慣れた場所から離れがたかったのでしょう。
ところで、抜歯後、大いに悩んだことは意外でした。ハレではなく(痛みは全くありません!)、喪失感でした。真っ二つに割られた歯を見て「前歯が1本足りなくて笑われた小学校の頃、中学高校大学の楽しかった頃、いろいろと大変だったあの時この時、この歯は私と一緒に時を過ごしてくれたのねー」思い返せば、いとおしさも沸き上がってきます。この喪失感や心の痛みを測れる尺度っていうのは、あるものでしょうかー。

■ その3!「帰無仮説、対応ありの t検定、ANOVA分散分析-多重比較、回帰分析、重回帰分析、ノンパラメトリック、因子分析」、ほかいろいろ・・・

筒井先生の話が進むにつれて、周囲は「うん、うん」うなずく一方、おばちゃんの脳みそは次第に「まったり&どよーん」としてきます。でも、頭のなかにCPIの三文字はピシャッと入ってきました。今ある歯を大切にしなさい、という啓示でしょうか。8020---1本抜いてしまったのでハンディをいただいて、おばちゃんは「8019でいってみよう!」、木ゼミが終わるときに思ったのでした。

※「8020」の意味が分からない方は、「8020 歯」で検索してみてください。
まめ知識がふえますよ!ちなみに、「CPI」は、Community Periodontal Indexの略で、歯周疾患のスクーリニング指数のことだそうです。Consumer Price Index(消費者物価指数)とは、違うのであります。歯科業界の学びは奥深い。勉強になりました。(かなり優越感にひたる事務のおばさん・・・)

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