3/21にホームレス者の歯科検診を実施しました。
こんにちは。いわいです。
3/21(祝)に博多区の美野島司牧センターで、 ホームレス者の歯科検診・相談・歯磨き指導を行いました。この日は、晴天に恵まれ暖かな春の日差しの中、開催することができました。
・炊き出し来場者:126人
・歯科検診受診者:95人
・受診率:約75%
ホームレスの方に受診してもらうために、理事の先生方がおみやげ用のバナナとゆで卵を用意してくださいました。検診前にボランティアのスタッフと一緒に、バナナ、ゆで卵 全国の会員の先生から送られてきた歯ブラシと一緒に袋に詰めておみやげセットを用意しました。
検診は、11時からスタートしました。
最初は外で問診票を記入してもらい、室内で検診を受けてもらい、歯磨き指導が必要な方に関しては歯科衛生士が外で指導を行うというかたちで進めました。
しかし、炊き出しが始まるとなかなか奥の部屋まで来て頂くのは難しくなったため、入り口付近で来た方にどんどん声をかけて、その場で問診票の記入や検診を受けてもらうかたちに変更しました。椅子、机、検診器具などを外に持ち出して、青空の下の検診です。
検診を受けてほしいとお願いすると「歯はもうないけんいい」ときっぱり断れる方もいましたが、多くの方が受診してくださいました。受付票を書いてもらっていると、ぐらぐらする歯をさわりながら見せてくださる方や、病気はないと元気におっしゃる方、病気や障害をもっているため働く意欲がわかないとおっしゃる方などいろいろな方がいらっしゃいました。
今後は、この検診の結果をどのように生かしていくかが課題です。
また進展があったらご報告します。
最後になりましたが、 歯ブラシの提供してくださった皆様、ボランティアとして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。