8/27ゼミ報告
川上@木ゼミ担当です。
川上が工学部学生時代に主として電気関係の実験レポートなどでお世話になった当時の助手の方が、現在徳島の阿南高専の校長をやっており、お盆過ぎに部下の教授を引き連れて来福されましたので、5、6人でお酒を飲みました。
彼の話では、世の大学生は不景気のために就活が芳しくなく、かなりの就職難が続いているが、高専生は大卒と違って元々基本給が低い割には仕事は出来る、と言うんで就職がどんどん決まっていくのだそうです。
ただその部下の教授の話では、高専生は大学受験が不要な分、自由に好きな勉強して、例えばTOEICでも800点以上にまでなる学生も居るには居るのですが、じゃあ彼が技術論文を英語で書いてくるのを読むと全然使いものにはならない、と言っていました。やはりそこは大学生の方がポテンシャルが高いのではないか、との意見です。
我々も歯医者になったからには大学卒なのですから、その教授のイメージ通りにポテンシャルの高さを発揮したいものです。
というところで、久しぶりにゼミでも抄読を始めることになりました。
ネタ本は、「ジェロントロジーー加齢の価値と社会の力学」 Robert C.Atchley/Amanda S.Barusch 著、宮内康二訳 (株式会社きんざい発行)です。これを読むことで、これから取り組もうとしている高齢者予防歯科に少しでも役立てばよいのですが。
抄読の担当者にはならなくても、今後の高齢者の健康・介護問題等に興味のある方々は、木ゼミブログでスケジュールをご確認の上、参加下さい。まずはその一回目を川上が担当し、来週10日に発表する予定です。
なお3日の木曜日は8時から理事会が予定されておりますので、ゼミは初めの30分で報告のみです。
<今日の写真> byこずえ
にらの花です。