2010.1/21 ゼミ報告
川上@木ゼミ担当です。
昨年11月3日に、ホームレスの歯科相談会に行きました。
そこにウェルビーイング会員でもあり、予防歯科の大先輩でもある築山雄次先生も来られていました。
川上のテーブルに来られている人の健診・アドバイスをしている傍ら、隣の築山先生の相談風景を拝見させてもらいました。
さすがに某ダイアモンド誌に「人たらし」と紹介されただけあり、うまーく"気づき"に持っていくやり方に『うまいなあ』と感心させれれました。
川上は築山先生にウェルビーイング(当時福予研)を紹介され、その後は中村譲治先生他のウェルビーイングの先生達に
いろいろ教えてもらって今日まで何とか医院も生きながらえております。
ただ、年月を経るうちに自分の日常に追われ、初心を忘れることがよくありますが、その築山先生の風景を見たとき、あっ、これって最近
忘れていたよな、ついつい初めから患者さんに答えを呈示して説明を早々に切り上げてたよな、と気づかされました。
ホームレスの歯科相談に行ったのは、こういうことを振り返れただけでも良かったな、と満足して帰宅したことでした。
映画「2001年宇宙の旅」の前半で、猿が骨を武器として使うことに「気づき」ます。そういう気づきで人類は進化してきたのでしょうが、
その「気づく」という不思議な瞬間をどう創りだしていくのかが、診療・予防に限らず大事なことなのかも知れません。
以下、ゼミ報告。
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ゼミ記録
2010.1.21
参加者:松岡、筒井、柏木、岩井、築山、谷口、上村、村田
<今週の目玉>
上記、築山先生の甥で福歯大学生の築山正太郎君、及び谷口祐介君がゼミに参加し、以下の感想を寄せてくれました。
<福歯大学生のゼミに参加しての感想>
先日は木曜ゼミに参加させていただきありがとうございました。
MAKE A SMILEのスライド、わかりやすくて、すっごくいいですね!歯科疾患についてま
だ何も知らない大学1、2年生のガイダンス?初期学習?にも使えるじゃん!って思いまし
た。本当に見やすくわかりやすかったです。
ウェルビーイングの活動していることは、僕自身、まだぜんぜんわかってないし、大
学ではなかなか習わないことですし、また参加、勉強させてください。
今回の(プリシードプロシードモデル)プレゼン準備中に感じたことは、地域住民がもっ
と歯科保健、口腔保健に参加する、参加できる社会になればよいと思いました。その
ためには、まず、歯科に従事する私たちが啓発活動、PR活動を行うことかな??と、浅
はかですが感じました。今回もありがとうございました!!
<最近のゼミでの写真>
1)12月のヘルスプロモーションCAFÉ&BARには、韓国からも参加者が!
2)21日は学生さんが実習のまとめとして、発表&ロールプレイ披露してくれました。