2010.5.20 ゼミ報告
5月20日のゼミの報告です。
20日のゼミは久しぶりになる中村先生ご兄弟を交え、
九歯大高齢者歯科に所属しておられる遠藤先生が始めて参加されました。
遠藤先生はトンガでの国際歯科保健協力の活動もされているそうです。
以下聞いたお話を松岡の感想です。
トンガでは小学校の入学は日本より一年早く6歳なのだそうです。
トンガでは6歳臼歯が生えるのが早く入学したときは(日本より1年早いのに)
ほとんどの子どもが6歳臼歯がはえているそうで
そんな若いときに生えると当然虫歯にもなりやすい。
そんな話でした。
ネパールでは反対に6歳の子とか日本の4歳くらいにしかみえません。
でも成長は早いようで中学生くらいで親知らずが生えているなど、
日本ではみたことのない口腔内の成熟をみました。
成長と成熟は違うと実感しました。
ネパールにいった時は日本との違いは栄養状態かなと思っていましたが、
気候とか他にも影響しているのかもしれません。
確かめる事は難しいけれど国によって違うということはあるようです。
もし国による歯の萠出年齢の違いについて、
知っておられる先生がいらっしゃいましたら教えてください。
<今週のゼミ>
●発表&抄読
・アクションリサーチ
活動をオープンにするために、アクションリサーチでまとめ、ウェルビーイングのゼミでオープンな査読をし、雑誌を出すことも検討します。
・ホームレス者自立支援
アクションリサーチでまとめるために、歯っぴーセミナーで関わったメンバーで各自リサーチクエスチョンを出し、来月までにレポートをかくことになりました。