2010.5.25 ゼミ報告
先週のゼミで福祉教室の報告がありました。
報告の中で実施した福祉教室の目的は
•福祉教育の推進:住み慣れた地域で高齢者が安心して生活していくために
子どもから大人まで一人ひとりが思いやりの心をもつ
•人の気持ちを思いやる優しい人間性を身につける。
目標は
•共感できる立場が増える。
•自分の持っている感覚を目覚めさせる。
とありました。
守山先生から健康教育と今回の福祉教室の違いについて
従来の健康教育では個人の行動変容が目的とされ
優しい人間性を身につける
という目的はなかったのではないか?
という問題点を提示していただきました。
また目標についても健康教育は個人を対象にしていることが多いけれど
福祉は共感、関係性にも眼差しが注がれているなどということでみんなで話をしました。
またこの教室では視覚障害の体験をしますが、
こ の内容をきいて
私はバンクライバーンコンテスト優勝者の辻井さんが空気を読んで
演奏を開始することを思い出し
視覚障害を持った方と私たち健常者を単純に比較 して
その能力を判断するのはちがうのでは?と考えました。
(松岡 奈保子)