RT5・歯科衛生士の可能性『はじめの第一歩~歯科衛生士全員集合』
「はじめの第一歩~歯科衛生士全員集合」と題して8名がテーブルを囲みました。参加者は幅広い年齢層の歯科衛生士(DH歴6か月~30年)が6名、Drが1名、そしてウェルビーイングの岩井さん、とてもバランスのよいメンバー構成で、リラックスした雰囲気の中はじめることができました。
自己紹介のあと、赤井より歯科衛生士として地域の子育てサークルで行った活動について話題提供させていただきました。子育て経験のないDHにとって、最近の親子を見てどう感じる?と話し合ううちに「母親教室を行なって、お母さんたちとの信頼関係ができた」「聞いているだけで安心して帰っていくお母さんがいる」との発言がでてきました。不安がいっぱいのお母さんにとっては、まずは聴くこと、話しやすい場をつくることが重要! 子育て経験の有無にかかわらず「聴ける」DHがいることが来院しやすい歯科医院への第一歩! すばらしい気づきと感じました。また、歯科医院をかわったDHからは「院長のいわれることだけをこなしていた職場から、院内ミーティングなどで自分の意見を聞いてもらえ、やりがいをもって仕事ができるようになった」(DH歴6~7年Dさん、Tさん)との発言もあり、共有する場と雰囲気がDHのやりがいに大きく影響することがわかりました。いろんな気づきを話すことができ、お互いに学ぶことがたくさんありました。働く場も経験年数もさまざまな歯科衛生士が、自分の思いや考えを自由に言えて聞いてもらえる場がたくさんでき、それが繋がっていけば、歯科衛生士の可能性はどんどん広がっていくのではないか!!と感じられたセッションでした。
(担当者より一言)今回の企画から、「繋がり、広がり、深まっていく」“長年の付き合い”という仲間をいっぱい育んでいけるような場づくりを一緒にしていくことができたら嬉しいです。(赤井)
ピカピカDH1年生さんより「歯科衛生士を続けていきたいと思えた」の感想に、30年続けてきたDHは痛く感激したのでした。(中村)