(夕方の部)医療制度改革について
発表者 佐野 正 先生(福岡県保健福祉部健康対策課)
報告者 山本和宏(NPO法人ウェルビーイング)
小さくて効率的な政府の実現に向けて、と題して医療制度改革についてお話がありました。現制度の持続可能性を確保するためには、過大な伸びの抑制策が必要になってくる。超高齢化社会にあっては、社会保障制度が持続可能であることは国民生活にとって不可欠である。そのためには、日本の経済規模とその動向に留意しなければならないと同時に、過大・不必要な伸びを具体的に厳しく抑制しなければならない。この観点から、「定期的にその達成状況をあらゆる観点から検証した上で、達成のための必要な措置を講ずる」、「これまでの施策の効果を検証しつつ、総合的に直ちに取り組む」、「保険給付の内容について、相当性・妥当性などの観点から幅広く検討を行う」、といった取り組みを行うこととしている。