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RT3 診療室での高齢者の予防歯科のシステムの構築について

 NPO法人ウェルビーイングでは、診療室での予防システムとして高齢者(概ね60歳以上)の予防システムを構築したいと考えています。健常な高齢者を歯科領域からサポートしていく場合、口腔内だけに注目するのではなく生活に着目することが必要、心のあり方(well-being)にも注目することが必要なことを学び、生活と心のあり方の把握できる質問紙を開発。福岡のWB会員の診療室に来院された55歳以上の115名に質問紙調査と口腔内診査を実施しました。来年はこの結果をふまえて、来院者以外にも対象者を拡げ、広域で調査を行い、高齢者の口腔の健康およびwell-beingと定期来院を含む歯科受診との関係を明らかにしたいと考えています。さらに、歯科を受診した後期高齢者に聞き取り調査を実施し、定期健診に必要なサポートの内容を検討したいと考えています。
今回のオープンプラットホームでは、まず開発した質問紙を実際に体験してもらい、その後アンケートの結果を考察、今後質問紙の質問項目についてディスカッションし意見をもらいました。

1.もっと歯科に関わることを質問項目にいれる
見かけきになりませんか?食べられますか?笑えますか?歌えますか?
口臭は気になりませんか?食事が楽しくできますか?
2.コニュニケーションについて聞く
家族と一緒に食事をしていますか?一緒に食事をする仲間がいますか?
治療だけでなく何でも相談できるかかりつけ歯科医をもっていますか?

NPO法人ウェルビーイング  松岡 奈保子

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