ヘルスプロモーターへの道3:距離の取り方
こんにちは。いわいです。
ヘルスプロモーターへの道も第3回目になりました。
今日は「距離の取り方」です。
この距離の取り方というのは、
とても大事だけど、難しいところです。
距離をとるときのポイントとしては、
ヘルスプロモーターと住民との間に「依存」の関係を作らないことです。
「ちょっと近づきすぎるな」あるいは「この人たち依存しはじめてるかな」と思うときは、
そのグループから離れてみましょう。
私や上司は、ときには会場を出て近くをぷらっとお散歩に行ったりすることも・・。
「現場を離れるなんて、いい加減な!」とお思いの方もいるかと思いますが、
これが結構大事なんです。
全体の進行をしていたヘルスプロモーターがいなくなることで、
グループのメンバーは自分たちでやらざるおえなくなり、いろいろなことを考えてくれます。
頼る人がいないので自主的になります。
また、ヘルスプロモーターにとっても大事な時間となります。
私の場合、現場にいるといろいろなことが気になり、大局的に見られなくなります。
そんなときに、さんぽにでることで緊張感から解放され、
次の展開を落ち着いて考えられるこ時間がとれます。
外のさわやかな空気や暖かい日差し、雨音など自然に触れることで、
ふっと心がゆるみ、「そうだ!次はこうしよう」などのアイデアが浮かんできます。
患者さん、住民やグループにじっくり関わり、頼ったり頼られたりする関係はとても心地よいです。
しかし、住民やスタッフが本来もっている力を発揮できない状態を作ってしまう危険があります。
どんな人でも賢く、正しい判断ができるステキなパートナーになる可能性があります。
ときには、ちょっと離れる勇気を持って離れてみませんか?
ただ、離れるのもタイミングというものがありますので、
そのタイミングは読み間違えないように気をつけてください。
もし、離れて失敗したな・・と思ったときは、次回からは気をつければ大丈夫です。
「こんな場合はどうですか?」などの質問があれば、コメントに書いて下さいね。