市町村合併
こんにちは。いわいです。
今日の話題は、市町村合併です。
いわゆる平成の大合併で、
1999年3月末に3232あった市町村の数が、
2006年4月1日現在には1820に減少しています。
ウェルビーイングが支援してきた市町村も多くの地域が合併しています。
みなさんの地域や近隣でも多く見られるのではないでしょうか?
2005年3月に市町村合併における保健活動の推進に関する検討会(座長:尾島俊之氏)による
「市町村合併における保健活動の推進に関する検討会報告書」が出されています。
その報告書によると、合併のメリットとデメリットは以下のようになります。
<合併のメリット>
・住民サービスの高度化および選択肢の拡大
・財政面でのメリット
・職員数増加によるメリット
・合併に伴う事業の評価と見直し
<合併のデメリット>
・面積拡大および人口増によるデメリット
・組織の肥大化によるデメリット
・財政面のデメリット
いかがでしょう?
ピンとくるものこないものが、立場の違いによってあるのではないでしょうか?
私としては合併を悔やんでも合併したものはしょうがないので、
その中でできることを考えていくしかないと思っています。
合併後の市町村では、住民参加のためのメンバーを選ぶときに地区のバランスを考えたり、
会議の会場がひとつの地区に偏ると不満がでたり、新たな気配りが必要になってきます。
しかし、
地域が広くなると社会資源・人的資源も増え、
人が増えると知恵もいっぱい湧いてきますし、
合併をきっかけに相談する仲間が増えたりという良い点もたくさんあります。
この平成の大合併が地域にとって日本にとって「良かった」と思えるのには、
行政で働くスタッフ、地域で暮らすみなさんのこれからにかかってるのかなと思います。
私たちもそのお手伝いができるようにもっと頑張りたいと思います。