ヘルスプロモーターへの道2:記録で新人教育
こんにちは。いわいです。
今回のテーマは「記録で新人教育」です。
私が地域でヘルスプロモーションや住民参加に関わり始めたのは、約5年前です。
5年前の私は、
「ヘルスプロモーションは言葉は聞いたことがあるけどよくわからない・・・」
「PRECEDE-PROCEEDモデルって何だろう?」
という状態でした。
とりあえず、住民参加をみたいので、いろいろな地域にくっついていきました。
そのとき、上司の譲治先生に任された仕事が「記録」でした。
会議のときに話されることを最初はただひたすら文字変換もできないままパソコンに打ち込み、後日、記録を整理するという役割です。
数年間、素直に、言われるがままに記録をとり続けました。
その結果、
何度も、ヘルスプロモーション、健康教育などの言葉や意味を記録し、後日、それらの意味を本で調べたりすることで、大事な言葉が理解できるようになってきました。
また、記録をとりながら会議の場面を客観的に眺めることで、会議の流れやポイント、ヘルスプロモーター・行政スタッフ・住民の役割が見えるようになってきました。
今ふりかえると、学びの手段としてはとても有効だなと感じています。
ただ見学するだけだとつい飽きてしまうことがありますが、記録をとらなければいけないので、必死に話を聞こうとして会議に対する集中が切れにくくなっていたように感じます。
まずは、皆さんも新人さんが入ってきたら、会議の記録をとってもらうところから始めてみてはいかがでしょうか?