韓国のヘルスプロモーション
こんにちは。いわいです。
先週の金曜日は、4年間くらいから、福岡大学の守山先生と質的研究の勉強会を続けている勉強会を行いました。最初は質的研究を中心とした勉強会でしたが、昨年からヘルスプロモーション実践研究会in東アジアに名前を変え、実践と研究を結びつけるようなかたちで進めています。
今回は、高校の運動部の栄養サポートについてと、韓国のヘルスプロモーションについての話題を取り上げました。韓国のヘルスプロモーションについては、現在ウェルビーイングに来ている韓国の栄養士の朴さんに韓国のヘルスプロモーションのことを教えてもらいながら、日本の健康づくりの違いについて話し合いました。
話題としては・・・
・韓国はシルバータウンがいっぱいあるが、一部の限られた人しか入れない状況がある。サービスを標準化するために来年に介護保険がスタートする予定だが、まだ問題も多くある。
・韓国は高齢者は太っているイメージだが、日本では低栄養の対策が行われているので驚いた。韓国と日本の世代ごとの体格などでも違いがあるのでは?
・食生活の違い:果物、野菜の摂取量が韓国は多い。野菜や果物の購入できる環境の違いが背景にあるのでは?韓国の料理は熱々で食べるものが多いためか、お弁当などが日本と比べて少なく、給食の文化が普及している。韓国は豆や雑穀を食べている人が多い。
・韓国は、「well-beingブーム」がある。農作物は、農薬から有機栽培の流れからスタートした。
・家族形態は3世帯の家族も多い。キリスト教が多い。
などの話がでました。
お隣の国でもいろいろと違いがあるようで、興味深かったです。
海外での取り組みというと欧米に目が向きがちですが、同じアジアの国の取り組みや現状を知ることでも、日本の取り組みを考える上でヒントになることもあるような気がしました。