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2009年3月30日

地域ケアサポート体制づくり3:スローガン

こんにちは。いわいです。

以前、このブログにも書いた広川町の地域ケアサポート体制づくりの報告第3弾です。
インタビュー調査の結果を4回に分けて、住民の方と検討し、少しずつ地域や高齢者の現状が見えてきました。そして、その中で、地域ケアサポート体制の目指す「いつまでも安心していきいき暮らせる町」を具体的な言葉にした“あい”言葉、目指す姿が決定しました。とってもステキな“あい”言葉がなので、ご紹介したいと思います。

広川町地域ケアサポート体制“あい”言葉

みんなで寄りあい、助けあい、学びあい、愛(あい)があふれる広川町

★寄りあう
・隣近所や仲間で気軽に声をかけあう。
・ひとりぼっちにさせない。
・立ち寄ればいつも誰かに会える場所があり、気持ちよく迎えてくれる人がいる。

★助けあう
・しきるしこのこと(できるだけのこと)をする。
・感謝の気持ちをもつ。
・してあげるではなくお互いさまで、自分でもできることをして、役立てる。
・医療・行政・住民みんなで手を取り合って暮らしを支える。

★学びあう
・知識と知恵をもちより、気軽にみんなで学び、生活を豊かにする。
・一人一人が価値ある人として老若互いに尊重する。
・年齢にこだわらず何でもいいから話をする。

★愛があふれる
・明るく笑顔で、ぬくもりあふれる”ひとつの家族のような町” にする。

今後は、インタビュー調査とアンケート調査の結果を見ながら、地域の課題を明らかにし、地域ケアサポート体制の構想づくりを行っていく予定です。また、進展がありましたら、ご報告したいと思います。

2009年3月28日

well-beingアイランドプロジェクト(4)

こんにちは。いわいです。

3/25に龍郷町の第6回協議会に行ってきました。

 龍郷町では、これまで話し合われたことが少しずつ動き始めています。

 防災無線でのおやつ注意喚起の放送は、現在保育園に子どもの声の録音を依頼しています。子どもさんの声で、「おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、お父さん、おやつの時間は守ろうね」と呼びかける予定です。録音が終わり次第、放送開始の予定です。
 また、テーマソング「歯ばみがこう」はみんなになじみやすいように、アレンジを依頼中という報告がありました。
 
 今回の協議会では、これまでのふりかえりをし、前回話し合った中で具体化できそうな「仕上げみがきのDVD作成」「リーフレット作成」「キャラクター募集」「寸劇(おやつ)」のグループに分かれ、来年度の目標、やるべきこと、スケジュール、リーダーを決めました。具体的に話は進み、DVD は制作協力者の募集、リーフレットは作成開始に向けて準備、寸劇は次回の全体会でお披露目、キャラクターは6/4に決定します。
 最後に、協議会メンバーみんなで集合写真を撮りました。


集合写真.JPG


 今回は、南海日々新聞が取材に来られ、3/26に龍郷町の取り組みが掲載されました。少しずつ、確実にむし歯予防の取り組みは広がり始めています。

 次回は、5月8日(金)に、全体会を開催する予定です。

★おまけ

 協議会終了後、NHKの家族に乾杯のロケで龍郷町に来ていた笑福亭鶴瓶さんに遭遇しました。嬉しくて一緒に写真を撮ってもらいました。本当は2ショット写真だったのですが、私の写っている部分は恥ずかしいのでカットして、笑福亭鶴瓶さんの部分のみ掲載しておきます♪

20090325161454.jpg

2009年3月17日

会議の挨拶は誰がする?

こんにちは。いわいです。
今日は会議の挨拶についてです。
皆さんのところでは、会議のときに挨拶は誰がしていますか?
課長さんでしょうか?担当者の方でしょうか?

 高齢者地域ケアサポート体制を作っている広川町では、協議会の住民メンバーである座長さんが最初の挨拶をし、終了時には副座長さんでが挨拶をして下さっています。
 行政スタッフが「今日はお願いします」「今日はありがとうございました」と挨拶するよりも、協議会メンバーと同じ立場である住民メンバーの座長さん・副座長さんが「今日は頑張りましょう」「今日はお疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。」挨拶をすることで、行政にやらされている感じが減り、自分たちの会議という意識をもってもらえる気がしています。

 また、龍郷町では締めの挨拶は、住民の方にお願いすることで、「今日はみんなで頑張った、次もやるぞ」という雰囲気づくりができている気がします。

 会議で誰が挨拶するのか?その辺もとても大事な気がしています。

 

2009年3月12日

合同研修会:人吉市

こんにちは。いわいです。

昨日は人吉市に出張でした。

人吉市は、2000年の健康日本21がスタートする前に、「ひよしヘルスアッププラン」を策定し、現在も住民と行政が協働しながら、青・壮年期をターゲットとした健康づくりに取り組んでいます。
また、2003年には、母子保健計画として、「すこやか子育てプラン」を策定し、こちらも住民と共に活動を続けています。

今回は、年に1回の合同研修会に参加しました。お互いの活動を報告しあい意見交換を行いました。お互いの計画の内容や活動を聞くのは1年ぶりということもあって、各プロジェクトのメンバーから新鮮な視点での質問や意見が出され、お互いに良い刺激を受けたようでした。

同じメンバーばかりだと、どうしてもマンネリになってしまいがちなので、たまには違った視点からの意見をもらう場を作る大切さを感じました。

2009年3月 9日

TDM法:食の安全・安心を学ぶ小学生向けプログラム

こんにちは。いわいです。

 「平成19年度厚生労働省科学費補助金 食品の安心・安全確保推進研究事業 食品の安全についての普及啓発のためのツールおよびプログラムの開発に関する研究(主任研究者:丸井英二)」として、TDM法の説明用のVTRを作成しました。

 この取り組みは、2年前から福岡大学の守山先生と小学生を対象とした食の安全・安心について学ぶための授業プログラムづくりを行うために、いろいろな小学校にご協力いただきながら、進めてきました。
完成したVTRは、You Tubeで公開をしていますので、ぜひ、ご覧下さい。

★How to TDM法

http://www.youtube.com/watch?v=dlVLZ_OnrBI

また、TDM法については、下記のページをご参照下さい。

★対話からの健康教育とヘルスプロモーション

http://www.wifywimy.com/