本の紹介:リスクとつきあう
こんにちは。いわいです。
今回は、本の紹介です。
最近、子どもを対象とした
リスクコミュニケーションプログラム論文をまとめており、
リスクコミュニケーション関連の本や文献を読み直しています。
今回、ご紹介する本は、
リスクコミュニケーションのプログラムづくりに関わるときに、
最初に読んだ本です。
リスクって何だろう?
リスクコミュニケーションって何だろう?
とわからないときに読んでとても参考になりました。
リスクコミュニケーションの入門書としてお勧めです。
リスクコミュニケーションの取り扱うテーマは、
科学技術、環境問題、消費生活用製品、健康・医療、災害
と多様です。
専門家がリスク情報を発信するときには、
受け手である住民がいます。
・専門家はどのようにリスク情報を発信すべきなのでしょうか?
・受け手の住民はどのようにリスクを認知するのでしょうか?
リスクコミュニケーションとは
「 個人、機関、集団間での情報や意見のやりとりの相互作用的過程である(p.44)」
と定義されています。
相互作用というだけあって、
リスクコミュニケーションでは、参加と合意形成が大切にされています。
そのため、
ウェルビーイングがこれまで取り組んできた
地域づくりの住民参加の考えたとも共通する部分が多く、
とても共感できる部分も多い本でした。