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2012年10月12日

五感を使った街歩き体験とワークショップ 報告2(ユニバーサル都市・福岡フェスティバルイベント)

「五感を使った街歩き体験&ワークショップ」の報告の第2弾です。
報告は、当日の流れに沿ってまとめていきます。

まず最初に行ったのは、
「オリエンテーション」です。

オリエンテーションでは、スタッフの紹介後、
グループ分けを行いました。
まず、晴眼者、視覚障がい者、ボランティアに別れ、
身長順に並んでもらいました。

身長順に並んでもらったのは、
介助の時に身長が近い方が介助がしやすいため、
身長の近い人同士でグループを作ってもらうためです。

みんなで声を掛け合い、身長順に並び、
前から小さいグループ、真ん中グループ、大きいグループ、
の3つに別れました。

その後、各グループで自己紹介の時間を取り、
代表者に自分のグループの紹介をしてもらいました。

★小さいグループ
小さくてかわいらしいグループです。
大学生、ウェルビーイングの会員、行政職員、親子などいろいろなメンバーがいます。
南区民は5名。スポーツ好きが多く、ライブ好きな人もいます。
一番、にぎやかでうるさいかもしれないです。

★真ん中グループ
南区以外に、遠くから参加している人もいます。
芸術家という人もいたり、いろいろな人が参加しています
それほど賑やかじゃないです。
今日はアクティブに参加し、つかめることをつかんで帰りたいです。

★大きいグループ
高いところから失礼します。
学生が4名います。先生に教えてもらって参加さいました。
今日は、実りのある充実した時間にしたいと思います。

できれば全員に、
どんな方が参加しているか知ってもらいたかったのですが、
時間が限られているため、グループ内での自己紹介になりました。

しかし、代表者にグループを紹介する時間を取ったことで、
少しだけですが、各グループの様子を知ることができました。

写真は小さいグループのグループ紹介の様子です。

グループ紹介.jpg

<つづく>

2011年1月20日

原稿を書く

こんにちは。いわいです。
今日のテーマは 「原稿を書く」です。
なぜ、このテーマかというと、現在〆切の原稿を二つ抱えているからです。

私はとりあえずWordの書類を立ち上げ、
少しずつ書きたいことを打ち込んでいくところから始めるのですが、
だんだんと箇条書きの文章が増えていくものの、
全体の構成が見えなくなるときがあります。

そんなときに最近よくやるのは 一人グループワークです。
A3の用紙を用意し、
小さめのポストイットに、内容として入れたいことを箇条書きでどんどん書いて貼っていきます。
出尽くしたなと思ったら、
今度は順番を考え、
並びかえ構成を考えていきます。
並び替えながら新たに思いついたことは書く。
そうしていくとこれから書こうとすることの地図ができあがっていきます。

この方法はプレゼンの資料を作成するときにも使えます。
ぜひ行き詰まったときに試して見て下さい。

2010年11月 2日

伝える力

こんにちは。いわいです。
10月28日に電通とNPO広報力向上委員会主催の
「伝えるコツ」を身につけよう
NPOのための広報スキルアップセミナー

を受講しました。
今回はそのセミナーの報告です。

セミナーでは
自分たちの思いや問題意識をどうやったら 共有してもらえるか?
をテキストにあるドリルや講師の先生のお話を聞きながら学びました。

伝えることを考えたときに、
以下の方程式が成り立ちます。
伝える=誰(が)×何(を)×どう×誰(に)

つい、どうやって伝えるか?ということばかり考えてしまいがちですが、
「伝える」目的を明確にした上で、
誰に伝えるのか?何を伝えるのか?
をしっかり考える。
そして、
発信する側が受け取る側と、
しっかりコミュニケーションをとり、
思いや情報を共有する。
そのことをしっかり意識した上で、
見せ方(どう)を考えていきます。

これまでのNPO法人ウェルビーイングの
ちらし、ホームページなどなど考えると
・・・・・・・
反省点だらけです。


これからはもっと 「伝える」ということを意識しながら、
発信できるように考えていきたいと思います。

2010年9月29日

メンバーの異動

こんにちは。いわいです。

NPO法人ウェルビーイングの支援している地域では、
具体的な活動計画を立て、
実施する段階では、グループに分かれて作業を行います。


グループのメンバーは基本的には固定しているのですが、
「他のグループに異動したい」
「新しいメンバーを加えたい」
などメンバーの 「異動」「追加」の話が出ることがあります。

このような場合、 「異動」「追加」は行った方が良いのでしょうか?


メンバーの 「異動」「追加」することのメリット、デメリットは以下のことが考えられます。


☆メンバーが異動するメリット

・新メンバーが加わることで新しい発想での取り組みにつながる
・新メンバーにこれまでの経過を説明することで、
 今までの自分たちの活動をふりかえる(評価する)ことができる


☆メンバーが異動するデメリット

・それまでの思いや話の経過がわかっていないので、
 振り出しにもどってしまう危険がある(そもそもなぜ・・・という話になりがち)
・旧メンバーと新メンバーの取り組みへの温度差がでる


メンバーの異動や追加があったときのポイントは、
取り組みへの思いや話し合いの経過の共有です。

新メンバーにこれまでの取り組みをお話ししないで、
ぽっと変わってしまうと、
デメリットの方がどんどん出てしまう危険があります。

しっかり思いが共有できれば、
メンバーが替わっても、人が増えても、
異動や追加のメリットの方が活かされ、
活動はますます活発に行われていくと思います。

2010年7月28日

メモをとる1

こんにちは。いわいです。

最近、質的分析やアクションリサーチについて
学ぶ機会や取り組む機会が多くあります。
その中で、大切だと感じたのは、
「メモをとること」です。

現場で、
感じたこと、見たことなどをメモをとり、
質的データとして残しておくのです。

そのときの ポイントとしては、
主観的なことを記述する際は、
その根拠となる出来事や背景を記入しておくこと
です。

例えば、
「今日の会議がうまくいったと感じた」
とだけ書くのではなく、
理由も記述します。
私が会議がうまくいったと感じた理由は、
・参加者が全員が発言し、終了後、笑顔になっていた。
・スケジュール通りにきちんと進んだ。
・今日の目的が達成できた。
といった具合に、
できるだけ客観的事実をその根拠として、
メモに残します。

なぜ、そのような思いに至ったのか?
きちんと質的データとして残すことで、
その場にいない人とも状況や思いを共有することが可能となります。

このようなかたちで、
メモをとる
最近の私のテーマです。

2010年7月21日

セルフモニタリング

こんにちは。いわいです。
今日のテーマは セルフモニタリングです。

セルフモニタリングとは、
心理学用語で、
「自己の現在の状況を観察・記録あるいは管理・評価するという意味。
 行動療法や認知行動療法の技法の一つ。
 自分自身の問題となっている行動や修正したい行動を、
 自分で観察・記録することで、自ら評価し行動変容を図る。」
という意味です。
健康づくりの場合、
自分の体の様子や生活習慣をモニターし、
行動を客観的に把握し、行動変容につなげていきます。


例えば、食事のセルフモニタリングをすると、

1)自分の食事を記録をとる
2)記録をとることで、自分の食生活を知る
3)太りやすい食事をしていることを認識する<食生活の問題点の発見>
4)改善策の検討
5)行動変容

という流れになります。

しかし、食事日記もなかなか大変・・・。
という方にお勧めなのが、測るだけダイエットです。

これは、NHKの「ためしてがってん」で紹介され、
「死なないぞダイエット」として本も出版されています。
やり方は簡単で、
朝の一番軽いときと
夜いちばん重いときの2回体重を計り、グラフをつけていきます。
体重計は変化がわかりやすいように、
50g単位、または100g単位で計れるものを使います。

私自身は、本も読み、
ホームページからグラフもダウンロードしています。
1月末から、さぼりながら続けていますが、
減ったり増えたりを繰り替えし、やや減少気味といったところです。

まだ、効果はきちんと現れていませんが、
どういうときに体重が増えるのか、減るのかがわかってきました。

グラフは下記からダウンロードできますので、
保健指導に使う前に、
まずはご自分で試してみてはいかがでしょうか?

http://www.mediafactory.co.jp/final-diet/xls-dl.html

2010年7月14日

本の紹介:質的データ分析法

こんにちは。いわいです。
今回は、お勧めの本の紹介です。

この本は以前、ウェルビーイングのメールマガジン
「オープンプラットホーム通信」でも紹介させていただきました。

メールマガジンは毎月1回発行してします。
登録がまだの方は、下記からご登録ください。

http://archive.mag2.com/0000205142/index.html

今回、ご紹介するのは、
「質的データ分析法」です。

 最近、保健・医療の分野でも質的調査・研究にかかわる本は多く見られます。

人を相手に仕事をすると、
従来の量的調査(アンケート)だけではわからない部分がでてきます。
そういったよくわからないことを明らかにするために、
質的調査・研究への関心や必要性が
高まっているように感じます。

質的研究には私もとても関心があり、
これまでも何冊も本を読みましたが、
社会学者の 佐藤郁哉さんが書かれた著作は
とてもわかりやすく勉強になっていました。
そのため、一昨年、出版されたこの本も思わず購入してしまいました。

この本では、まず、最初に、
「薄い記述」と言われるだめな質的研究のパターンを7つに分けて解説します。
一度は質的研究をしたことがある人は、
思わず「なるほど」と関心しつつ、
反省させられると思います。

前半は、ダメな研究のパターンとその理由を解説しつつ、
質的研究を行う上で注意すべき点を
事例を示しながら、わかりやすく説明してくれます。

後半は質的データをいかに深く読み取り、
新しい知見や理論につなげていくための作業手順を
わかりやすく丁寧にまとめてあります。

 このような本を読むと「質的研究って大変・・・」とも思いますが、
その一方で研究方法をきちんと学んで
身につけたいと思ってしまいます。

興味のある方はぜひご一読ください。
お勧めの1冊です。



2010年7月 8日

進行表

こんにちは。いわいです。
今日は、
ウェルビーイングのメールマガジン
「オープンプラットホーム通信」
バックナンバーをお届けします。

メールマガジンの登録は下記からできます。
http://archive.mag2.com/0000205142/index.html

【進行表】

会議のときに時間の使い方はとても頭を使います。
そのため、私は会議のときは式次第とは別に
細かい時間配分や各作業のねらい・内容・担当を書いた
進行表を作成するようにしています。

1.進行表を作る目的

例えば、「オリエンテーション」ひとつにしても、
そのねらいによって内容が変わってきます。
「今日なぜこの会議に集まってもらったか理解してもらう」と
いうことが狙いであれば、
主旨説明をしっかりする必要がありますし、
「今後の流れを理解してもらうこと」が
目的であれば、
今後の会議の予定(日程、議題)などに触れる必要があります。

ひとつひとつの項目について、
「なぜ、このことをするのか?(ねらい)」を考え、
内容を考えていくと、
どこに重きをおく必要があるのか、
会議の流れがイメージしやすくなります。
作成の作業は、少々めんどくさいと思うこともありますが、
実際に進行表に沿って会議を進めると
やはり作る作業がムダではないなぁと感じます。

2.記入する内容

進行表には 細かい時間配分を記入しておきます。

各作業にどれだけの時間がかかるかを理解しておくために大切な作業です。

例えば、「自己紹介をする」場合、
会議の参加者が30名いれば、
ひとり1分だとしても30分必要となります。
2時間の会議の中で、
果たして30分もかけて、全員の自己紹介をする必要があるのか?
会議の目的にあわせて考えていくことになります。

時間はあっという間にすぎてしまうので、
会議のレジュメだけで準備を終えるのではなく、
何にどれだけ時間を割くのか考える進行表の作成は、
とても大切です。

2009年6月24日

なんでも付箋に!

こんにちは。いわいです。
今回は、久々に道具の紹介です。
今回ご紹介するのは、「はってはがせるスティックのり」です。

こののりを使うと、普通のメモ用紙が、ポストイットのような付箋に早変わりします。
通常ののりよりもちょっと値段が高いのですが、プリンターで印刷したカードを模造紙上で分類するときなどに、とても便利です。
最近、研修や市町村で久しぶりに使いましたが、「はってはがせる」のはとても便利で、使い心地は良かったです。


通常定価より10%OFF!住友スリーエム [スコッチ] はってはがせるスティックのり 7g GR-AH

2009年5月25日

むし歯予防カルテット販売開始!

こんにちは。いわいです。

 今月より、むし歯予防カルテットの販売を開始しました。

 カルテットは、ドイツではよく遊ばれているトランプゲームの一種で、4枚の絵札を集めて遊びます。ヨーロッパでは、交通安全やしつけなどをテーマとして、知育玩具として利用されています。日本では、「新型インフルエンザ」や「HIV/AIDS」「食の安全」をテーマとして開発され、厚生労働省HPでも一部紹介されています。

 「むし歯予防カルテット」は、一般の方、特に、子どもとそのお母さんを対象としたものです。プレーヤーが「ゲームを楽しみながら、むし歯の知識を自然と身に付けること」ができます。カードは、かわいいイラスト入りで、ふりがながついていますので、小さなお子さんと一緒に、子どもたちだけでも遊ぶながら学ぶことができます。

詳しくは商品のご案内をご覧下さい。
↓ クリック
http://www.well-being.or.jp/shohin/index.html

2009年3月17日

会議の挨拶は誰がする?

こんにちは。いわいです。
今日は会議の挨拶についてです。
皆さんのところでは、会議のときに挨拶は誰がしていますか?
課長さんでしょうか?担当者の方でしょうか?

 高齢者地域ケアサポート体制を作っている広川町では、協議会の住民メンバーである座長さんが最初の挨拶をし、終了時には副座長さんでが挨拶をして下さっています。
 行政スタッフが「今日はお願いします」「今日はありがとうございました」と挨拶するよりも、協議会メンバーと同じ立場である住民メンバーの座長さん・副座長さんが「今日は頑張りましょう」「今日はお疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。」挨拶をすることで、行政にやらされている感じが減り、自分たちの会議という意識をもってもらえる気がしています。

 また、龍郷町では締めの挨拶は、住民の方にお願いすることで、「今日はみんなで頑張った、次もやるぞ」という雰囲気づくりができている気がします。

 会議で誰が挨拶するのか?その辺もとても大事な気がしています。

 

2009年3月 9日

TDM法:食の安全・安心を学ぶ小学生向けプログラム

こんにちは。いわいです。

 「平成19年度厚生労働省科学費補助金 食品の安心・安全確保推進研究事業 食品の安全についての普及啓発のためのツールおよびプログラムの開発に関する研究(主任研究者:丸井英二)」として、TDM法の説明用のVTRを作成しました。

 この取り組みは、2年前から福岡大学の守山先生と小学生を対象とした食の安全・安心について学ぶための授業プログラムづくりを行うために、いろいろな小学校にご協力いただきながら、進めてきました。
完成したVTRは、You Tubeで公開をしていますので、ぜひ、ご覧下さい。

★How to TDM法

http://www.youtube.com/watch?v=dlVLZ_OnrBI

また、TDM法については、下記のページをご参照下さい。

★対話からの健康教育とヘルスプロモーション

http://www.wifywimy.com/

2009年2月25日

参加者アンケート

こんにちは。いわいです。

広川町の地域ケアサポート体制の連絡会では、メンバーのかなりが多いため、毎回「参加者アンケート」を取っています。
アンケートをただとるだけでは、書く方も見る方も負担になるだけで役に立ちません。目的が重要になります。
今回のアンケートも目的(アンケートをとりたいと思った動機)を確認した上で、取り始めました。

今回の目的は、スタッフ側が

・今日の会議を住民の方はどう思ったのか?
・会議のときに聞けなかった疑問点はなかったか?
・進め方についての要望はないか?

を知りたいということでした。

そのため、項目は、

・今日の連絡会は充実していましたか?
・今日の連絡会の満足度は?
・連絡会のなかで、わからなかったことや知りたいと思ったことなどがあればご記入下さい。
・その他、感想をお書き下さい。

の4項目です。

最初の頃は、耳の痛い意見も多かったのですが、それも「この会をよくしたいと思う思い」から出された意見ですので、取り入れられることは取り入れ、改善しながら進めていったところ少しずつ前向きな意見が多くなってきました。
また、質問が出たものに関しては、次回に必ず資料を提供したことで信頼関係も築けている気がします。

協議会や参加人数が多い場面で、参加者の思いを知ったり、コミュニケーションを図るためにも参加者アンケートは大事だなと改めて感じています。

2007年12月15日

付箋もいろいろ

こんにちは。いわいです。
今日は、久々にグループワークで使う道具のことを書いてみたいと思います。

私たちが住民会議や研修のときに必ず用意する道具として「付箋」があります。

最もよく使う付箋のサイズは、76mm×127mmの付箋「大」です。
このサイズは十分なスペースがあり、サインペンを使って大きな字で意見を書いてもらうことができるため、グループワークのときには各自の意見が一目でわかるので、とっても使いやすい大きさです。いつも各グループに2色ずつは準備します。

次によく使う付箋のサイズとしては、75mm×75mmの付箋です。
簡単な意見や単語を書いてもらうのに最適なサイズです。また、「大」サイズの付箋に書いた意見を整理し、見出しを付けたりするのにも手頃なサイズです。

そして、3つ目として、75×50mmのサイズがあります。いろいろ思いを書いてもらうにはちょっと小さいですが、数字や単語を書いたりするのには手頃なサイズです。そのため、投票のときに投票用紙として利用したりしています。

以前、「付箋を用意しておいてください」とお願いし、本に印をつけるときに使うような細い付箋が用意してあり、大いに困ったことがあります。

その経験があって以来、付箋を先方に準備をしてもらう場合は、自分が使う目的に応じて、必要な付箋のサイズを伝えるようになりました。
皆さんも自分が使いやすい付箋を探してみて下さいね。

2007年10月 2日

大人数の講演などで使える工夫

こんにちは。いわいです。また更新までに随分日にちがあいてしまいました。
前回書いたときは、まだまだ暑かったのですが、最近はすっかり涼しくなってきましたね。

最近、福岡大学の守山先生の看護学部を対象にした公衆衛生の授業に、ボランティアの一人として参加しています。
私以外のボランティアの40代から70代と年齢の幅も広く、ご自分のこども時代の生活や衛生状態、病気の体験や健康観などリアリティのあるお話を、学生さん達に聞かせてくれます。

さて、今回紹介するのは守山先生の授業で使っているワークブックにヒントを得た(というか、そのままなのでパクリかな?)テキストの表紙です。

私の参加している授業は100名以上の学生を対象に行われているため、学生さんが発言をしたり、自分の意見を出したり、主体的に参加することは難しいです。そこで、守山先生が使っているのは、授業の表紙をオレンジ色の用紙で「意見YES」、裏表紙を緑色の用紙で「意見NO」と書かれているワークブックです。このワークブックを使って、守山先生の問いかけに対して、Yesの意見の人はオレンジ、Noの意見の人はの表紙をあげます。手をあげてもらうよりも、一目で全体の傾向がわかってとっても使いやすそうです。

というこで、来週行うファシリテーターの研修会の表紙を、表をピンクの用紙でYes、裏を青の用紙でNoと書いた表紙に変えてみて、早速使ってみようと思っています。
参加者の反応が楽しみです♪

20071001170413.jpg

2006年6月 5日

手元の情報を整理しよう。

こんにちは。いわいです。
私たちは仕事をする上で、毎日たくさんの情報を手にします。
・ 担当者とやりとりのメール
・ 策定委員会で使用するパワーポイント、資料
・ いろいろな記録  などなど。
すぐにパソコンの中はごちゃごちゃになり、机の上も資料まみれになりがちです。
そのため、極力、情報の整理には気を使うようにしています。
今回のタイトル「手元の情報を整理しよう」というのは自分に言い聞かせているのかもしれません。

今回はNPO法人ウェルビーイングの整理方法をちょっぴりご紹介します。
まず、気を付けているポイントはしては以下の3つです。

事業毎にフォルダを作り、
 出張から帰ると必ず共有フォルダ(サーバー)に保存する。

 →メンバーで情報を共有できるようにするため。
  個人のパソコンに入っていては他の人が見られない、利用できないため。

フォルダの中はきちんと整理をする
 →見やすく、使いやすくするため

ファイル名は、「年度・日付・名前」をつける。
 →例えば、2006年3月3日の策定委員会の記録であれば、
  「060303第4回策定委員会記録」という名称をつける。
  ファイル名だけで概要がつかめるようにするため。

フォルダの整理は、
「プレゼン資料」「記録」「企画書」など資料の種類ごとにフォルダを分けて整理したり、
「1.事前準備」「2.アンケート調査」「3.社会診断」などプロセスごとに分けたり、
いろいろ工夫しています。
数字を前につけておくと、ファイル名で並び替えると、
プロセスの順番にフォルダが並んでくれるのでとても便利です。

複数の人間がひとつのプロジェクトに関わる際には、
情報の整理が大事になってくる気がしています。
皆さんも情報整理で気をつけてる点や、工夫している点があれば、
コメントにご記入下さい。よろしくお願いします。

2006年5月23日

優先順位をつける方法

こんにちは。いわいです。
今回は、優先順位をつける方法についてです。

住民会議など様々な場で、
話し合いをしていくと、
話の内容はどんどん膨らんできます。
そのときに膨らましっぱなしにしてしまうと、
「何から始めていいのか?」わからなくなったり、
「結局何も決まらない」ということになりかねません。
そんなときに、優先順位をつける方法を用いています。

まず、最も簡単なのは、投票です。
しっかりとディスカッションを行った後に、
候補となる項目をあげて、投票を行います。
その際、大事なことは「どのような視点で投票するか?」という点です。
すぐに取り組めるもの、大事なこと、効果のあるもの、実現可能なものなど
いろいろな視点が考えられます。
みんながバラバラな視点で投票してしまうと、
後で揉めることになりかねません。
自分たちが優先順位をつけて選ばない(絞り込まない)といけいないのは、
「何のためか?」をしっかり考えて、
投票へと結びつけていくことが大事になってきます。

2006年5月13日

かたーい雰囲気を和らげる

こんにちは。地域保健担当のいわいです。
今回は、手法の紹介です。

住民の方達との会議を始める前のかたーい雰囲気を和らげる方法として、
アイスブレイクという方法があります。
その名の通り、
「アイス」のような固い雰囲気をやぶる方法です。

手法としては、
レクレーションなどで用いられる簡単なゲームを使うことが多いようです。
日本ファシリテーター協会のホームページで、
アイスブレイクの具体的な方法は紹介されていますので、
チェックしてみて下さい。

日本ファシリテーター協会ホームページ
http://www.faj.or.jp/facilitation/tools/index.html