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ボタン ヒストリー(沿革)ー NPO法人ウェルビーイングのあゆみ ー

 NPO法人ウェルビーイングは2000年1月にNPO法人として認証されました。

 出発は1973年、「むし歯予防」を旗印に志を共有した歯科医師が中心になって設立した「福岡予防歯科研究会(福予研)」です。若き歯科医達はむし歯を予防するために「社会(フィールド)」へ飛び出しました。


ウェルビーイングの軌跡 幼稚園保育園(乳歯)

 

1.保育園・幼稚園
保育園・幼稚園でフッ素を使った予防システムの開発、集団で歯磨きやフッ素洗口をする時に使う音楽や、園児向けにむし歯予防をわかりやすく説明した絵本など、たくさんの商品をつくってきました。
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2.臨床予防歯科(乳歯•永久歯)
卒園後の園児たちの予防もしてほしいという要望が保護者達から出てきました。それまでは園へ歯科医療者がでかけていましたが、今度は子どもたちに診療室にきてもらおう!!と、診療室でのむし歯予防のシステムをつくり、臨床予防歯科の実践を始めました。
 
3.臨床予防歯科(歯周病)
診療室に、子どもたちは保護者と一緒にやって来ます。子どもがむし歯をつくらずに育っていく過程を見た保護者から「私たち大人も予防して欲しい」という要望が寄せられました。そこから歯周病の予防システムを確立していきました。
 
4.地域歯科保健
或る地域の保健婦さんから、「子どもたちのむし歯が多く困っている。地域全体の子どもたちのむし歯予防はどうしたらよいか」という相談をうけました。むし歯は地域差のある病気です。地域の子ども達のむし歯予防もしたいと、新しい「地域歯科保健」に取り組み、地域全体の子どもたちのむし歯予防のシステムを確立しました。

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5.産業歯科保健
地域の場だけでなく、職場においても「口腔の健康づくり」はできます。企業の中でも病気(歯・歯肉の痛み)による「困り事」「仕事の障害」がありました。歯周病予防を目的とした「口腔の健康づくりシステム」『健康学習システム」を開発し、社員の保健行動の改善・維持に寄与しました。
6.地域保健
むし歯や歯周病予防をきっかけに「地域の健康づくり」のお手伝いが始まりました。「障害者プラン」「母子保健計画」「高齢者に優しいまちづくり」等、いろいろな地域の健康づくり・まちづくりの計画査定・実施・評価の支援を行っています。
7.国際保健
ボリビアの母子保健計画を行いました。日本の様々な地域で健康づくりをのサポートをすることで培った方法や、その中で練り上げた「みどりモデル」「OPPAモデル」を活用して作りました。ネパール歯科医療協力会のフッ素洗口プロジェクト、子どもの心の癒やしプロジェクトをカウンターパートとして行っています。
8.ホームレス歯科保健
ホームレス就労自立支援NPOから「歯が原因で様々な障害が起き、自立を阻害しているので何とかしてほしい」という相談がありました。歯のことで困っている人達を見過ごしにはできず、ホームレス自立支援のための口腔保健活動(歯の検診・歯磨き指導、健康教室など)を行っています。
9.LVP(Low Vision Project)
地域で暮らす視覚障害者が普通に歯科治療・定期健診受診ができるようにするLVPを2015年より開始しました。視力障害センターでの検診と健康教育を行っています。
10.WBL(Well Being Lab)
ウェルビーイング付属研究所(WBL)を設立し、自由さをもった知的空間の中で「からだ、こころ、ことば」を探求する活道を始めました。研究員が講師をつとめる(or得意分野を語る)「公開講座」を定期的にかいさいしています。
11.情報発信
ウェルビーイングの活道を、公開講座、ホームページ・メルマガ(オープンプラットホーム通信)などのSNS、会報などで発信しています。
12.ウェルビーイングへ
健康づくりからウェルビーイングへ。さらに活動の幅を広げています。
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