- 幼稚園・保育園での歯科保健活動
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幼稚園•保育園の先生方との信頼関係を築き、「むし歯」は予防できる病気であるということに理解を得て活動しています。
- 歯科検診
- 歯科検診
- 6月に全園児を対象に実施します。園児の環境を知るために事前にアンケートを実施することもあります。またフッ化物洗口の効果を確認したり、個別の経年変化を確認するためには個別のカルテを使うこともあります。
- 卒園児検診
- 3学期に、卒園する園児だけ検診します。
6歳臼歯が萌出している園児も見受けられます。
保護者に6歳臼歯の萌出を確認し、この歯の予防を始めるのが目的です。リーフレットを配布します。
- フッ化物洗口
- フッ化物洗口は幼稚園・保育園の実情に合わせて1回/週、毎日法を実施しています。担当の歯科医師が必要なフッ化物原液を計量して園に配布し、現場でフッ化物洗口液を作ってもらうシステムです。
フッ化物原液の管理は現場では幼稚園・保育園の担当教諭・保育士が行い、園医が指導・確認します。
新入園児の保護者には、フッ化物洗口の説明用パンフレットを配布し、洗口希望アンケートを実施してフッ化物洗口を開始します。
コロナ禍でのフッ化物洗口実施の注意点をまとめた資料がダウンロードできます。
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*資料をダウンロードする(PDF)
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- 園児への指導
- 園児は毎日、幼稚園・保育園児のための歯磨きソング「ゴシゴシデンターマン」に合わせて歯を磨きます。
- 専門家による指導
- 歯科衛生士が「食べたら歯を磨く事」を教育用絵本、CD「ハックル」、エプロンシアターなどを題材に話をします。
歯ブラシの「こんにちは」「さようなら」の持ち方を教え、「ゴシゴシデンターマン」に合わせて上手に歯磨きができるように指導します。フッ化物洗口の指導は「ブクブクキラー」を使って実施します。
飲みこまず吐き出しているか?きちんと1分間しっかりブクブクできているか?などチェックをします。
- 園の先生方の指導
- 毎日園児の様子を見ながらきめ細かく指導、確認してもらいます。最近は専門家による指導は行わず、園の先生に指導全部お任せすることが多くなりました。
- 歯科講話
- 担当の園医が園の希望を聞き、園児を対象に作ったCDを使って話をしたり保護者対象に講話をしたりして、現場のニーズに合わせて話をしています。