担当者はファシリテーターの役割を担います。ファシリテーションとは、「促進する」「容易にする」「円滑にする」「スムーズに運ばせる」というのが元々の意味で、今日的には、集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。それらの一連のプロセスを見守り支援するのがファシリテーターです。人々の活動が容易にできるように支援し、うまく事が運ぶように舵取りをしていきます。
(日本ファシリテーター協会のホームページから)。
計画策定の担当者はこのファシリテーターの役割を担うことになります。
まずは「場のセッティング」です。みんなが知恵や意見を出しやすくするための場づくりを行いましょう。
そして、半歩先の動きを予測しながら、緩やかに方向性を示し、話の「流れ」をつくっていきます。
最後に、最も大事なのが、医院のスタッフや来院者の持つ潜在能力を信じて,期待して,それが発揮できるようにすること。すなわちスタッフ,来院者に「エンパワーメントが起こるようにすること」です。